登山口に着くと天気のせいか、いつもより停めてある車が少ない。雨が強く降り続ける中、先輩たちが山から下りてくるが、これから上ろうとする人たちもいる。その中に傘をさしている人がいた。三角山程度の斜度なら傘を差しても歩けるし、高いカッパを用意する必要もなく、体も濡れなくていいのだろう。長年の経験を感じた。一方こちらは昔買った安ガッパなのであっという間にしみてくる。せっかく来たのでとりあえず山頂に向かう。雨がだんだん強くなってきた。手袋が雨対応でないのであっという間に濡れて手が冷たい。山頂手前にある東屋で一休み。手袋を交換する。
そしてひとまず山頂へ。雨にけむる札幌市街。
このまま帰ろうと思ったがちょっと物足りないし雨足も弱まったので、ひとまず大倉山まで行くことにする。トレイルランニングをしに来たことを思い出し平らなところや緩い下り坂を走る。なんだかリラックスできるというか空間が心地良い。ひょっとして雨が降ってるのでマイナスイオンとやらが出まくっているからだろうか。どうやら出てるらしいのだが、その一方でマイナスではなくプラスイオンが出てるという話もある。どっちでもいいがとにかく雨の山中は意外と心地よい空間であることがわかった。一瞬雨足が弱まったと思ったらまた激しく降ってきて靴の中も濡れて冷たくなってきた。なんだかんだで道路まで戻った途端に晴れ間が見えてきた。午後からにでむすればよかったと後悔したが、まあ新しいリュックサックのテストもできたし、雨用の装備の課題も見えてきた。もうちょっといいカッパや雨用の手袋、残雪時にはスパッツの必要性も感じたので少しずつ揃えていこう。こう思う人がいるからモンベルストアや秀岳荘がはやるわけだ。
今日のプレイリスト。降りしきる雨に、意外とマッチしてた。
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