2016年4月8日金曜日

峡谷

さて、もう後戻りできません。粛々と購入手続きを済ませました。自転車を買うときには肝心のサイズ選びがあるようだが、CANYONのホームページ上に体のいろいろな部分を測定してサイズを割り出すところがあって、それによると「Sサイズ」になった。CANYONを買った人のブログを覗いてみると自分より背が高い人でもSサイズでちょうどいいという。まあ間違いないということにしてSを選択。色もちょっと迷ったがハンドルが白い方は手垢でキタナクなりそうなのでちょっと地味だが黒っぽい方にした。自分にとっては高額だけど、なんといっても2番目に安いヤツなので選ぶにも神経使わなくてすむわ。
で、手続きが完了したのが3月の中頃で届くのは4月18日から22日の間とのこと。楽しみに待つこととしよう。少しして住所が省略されていることに気づきビジネス文例集を参考に住所の訂正を英語で連絡したら、ちゃんとキャニオンジャパンがあって日本語でその旨承ったと連絡が来て一安心。
そんな中、4月に入ってある重大なことに気が付いた。何気なく取扱説明書をダウンロードして見てみたら何と「通常CANYONの自転車は前輪のブレーキを左側のブレーキレバーで操作する仕様で出荷されます(中略)新しい配置に慣れるまで徹底的に練習する必要があります。そうしないと誤って前輪のブレーキをかけてしまい、転倒事故につながる恐れがあります・・・・」と記されているではないか!バイク出身者なので左フロントブレーキ操作なんてあり得ない!!しかしどうやら欧米系の自転車は左側が前ブレーキになっているのが標準らしい。なんでもワイヤーの取り回しがいいのだとか。キャノンデールのホームページだと自転車をぐるぐる回して見ることができるので見ていたら確かに左のワイヤーが前ブレーキにつながってる。そのあとワイヤーの交換の仕方とかハンドルのテープの巻き方とか検索しだして眠れぬ夜を過ごしてしまった。
実は職場の上司がキャノンデールに乗っているので翌日聞いてみたら「えっ右が前だよ」との返答。「ショップで日本人の標準に合わせて組んだんじゃないの?」だって。早くも通販のデメリットが~、やはり近くのショップで買えばよかった~、とパニックになるもここは落ち着きを取り戻し、ひょっとしたらまだ出荷の連絡も来てないし間に合うかも?とメールで問い合わせることを思いついた。また英語で文章を作らなくてはと面倒に思ったが、日本営業所からメールが来ていたことを思い出しブレーキのことを日本語で尋ねてみる。早速翌日には返事が来てて、恐るおそる開いてみると・・・「お客様のご注文いただいたバイクにつきましては、通常モデルですので、日本で一般的な右手が前ブレーキとなるように変更されて発送されます」だってさ!いや~CANYON最高!対応速い!来年はレース用のMTB買うよ!と一転して思っちゃうから自分の単純さに呆れ返ってしまう。
とにかく、あとは待つばかり。来る頃には道路もキレイになってるだろうしガンガン走りまくっちゃうよ~と言いたいところだが、ドロップハンドルの自転車なんて中学生のときちょっと乗っただけだし、果たしてあの前傾姿勢と硬そうなシートに慣れることができるのだろうか?試乗的なことすらせずに買ってしまって不安もかなりあるのであった。

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